にじゅうご

毎週土曜日に更新。時間帯は夜が多いです。一次創作やゲームの感想、日常について雑多に書いています。

続・絵が描けない日

多忙

本当は言い訳をしたくないのですが、最近やたらめったら忙しいです。一応山場は越えましたが、それを抜きにしてもなんだか常に何かに追われています(もうこの話しましたっけ)。先週はややグロッキーでしたのでブログお休みしておりました。

時間に余裕が無いと、正直創作どころじゃないです。もうほとんど生活に体力を割り振って終わりなのですが、それでも何とか時間を作ることができればネトフリ見たり、借りた本読んだりしてるだけで手いっぱいです。それにしてもネトフリって本当に優秀ですね...何もしたくない状態のときにただ見てるだけで話題の映像作品を観ることができる。


Twitter見てる人ならうすうす気づかれていると思いますが、最近は「イカゲーム」がアツいです。国内ではカイジバトロワライアーゲームなどを引き合いに出して「何番煎じ」と言っている声もちらほら聴きますが、少なくともカイジライアーゲームを知っている立場からするとイカゲームはその2作品とは全く別物だと思っています。いわゆる「ゲーム」は基本的に頭を使わないシンプルなもの(=それゆえに、海外勢にもわかりやすい)ですし、主人公にめちゃくちゃ補正がかかっているわけでもありません。よくデスゲームものって主人公の頭脳にかなり補正がかかっているんですよね。IQが高いとか気づく力があるとか、行動が大胆とか。イカゲームの主人公は、そういう意味ではいたって「普通」なキャラクターです。ゲーム時にリードすることはなく、あくまでも「参加者のうちの一人」という役を演じ続けています。むしろ、主人公以外のキャラの方が、キャラ描写が濃いです。こういうところも、視聴者の共感を得やすいポイントではないでしょうか。ちなみに私の推しはファン・ジュノ刑事です。顔が良すぎる。

f:id:Tokinaga:20211016180303j:plain

モンハンアイスボーンが出たころの武具コンに出した操虫棍です。当然に落ちましたが、描いてて楽しかったなと思います。「星」が重要なモチーフの作品だったので、宇宙っぽい(?)装備を作りました。宇宙モチーフといえば、アストラ装備で実装されてましたね。

 

今日は絵を描けない日

度々起きること

わたし自身たいした絵を描かないのでこういう切り出し方するのもおこがましいのですが、絵を描いたことある人なら「いやー、今日何も描けんわ」みたいな日、あると思うんですよね。今日のわたしがそうです。描きたいものが思いつかず、かといって画力を上げる努力もしようとしないダメな落書きマン典型例です。家事にゲームに読書に勉強と、絵より優先してやりたいことが多すぎてなんともだめです。うーんこれはダメ。とはいえ、時間が経てばまた絵を描く気力が増すので、自然の波に乗ってゆるりといこうと思います。

 

ロストジャッジメント進捗30%(軽度のネタバレ?あり)

クリアでき次第まとめて感想を書こうと思いますが、ロストジャッジメントを頑張ってプレイ中です。最近ゲームの集中力が2時間くらいで途切れます。年かな。

PS5の進捗では30%と表示されるのですが、結構レンジ広めな気がします。ネタバレにならない程度にいうと、玉木宏が出てきたあたりです。もしかすると序盤をやっと抜けたくらいかな?ストーリーはかなり良いです。

ストーリーの組み方で「ほほう」と思ったのは、わたしたちの世界で起きている物事がゲームの中でも重要なテーマとして取り上げられている部分です。「いじめ」がテーマになっているのは公式サイトにもあるとおりですが、そのほかに本作では「フェイク」という単語が出てきます。章タイトルにも使われている「フェイクニュース」やとある証拠品で問題となる技術「ディープフェイク」、いずれもここ数年で国内で議論になったものです。そういう意味で、ちゃんと現実世界で起きていることを意識して作られているんだなと思いました。

龍が如くの方でもリアルとの連動はしっかりとしていて、特に個人的に好きなのは主人公が使う通信端末の変遷です。龍0ではしっかりポケベルですし、極以降はガラケーを使っております。たしか6でXperia持ち始めたんだったかな。7でもスマホ渡されますしね。平成初期の設定の頃は電話ボックスもそこらじゅうにあって、そこじゃないとセーブできなかったり(今ではスマホからセーブできますが)。単に街並みがリアルにとどまらず、こういう細かいところも世相を反映しているのが龍スタジオ作品の良いところですね。

 

f:id:Tokinaga:20211002212327p:plain

絵を描けないので過去絵。某ゲーム風。

 

 

 

気づけば1ヶ月

開設から1ヶ月経ちました

「毎週更新するぞ!」と思えば、意外と続くものですね。読んでくださってる方々ありがとうございます。あんまり中身がないけど、気楽に読んでいってください。

 

探偵という職業について

先日発売された『ロストジャッジメント』を買ってプレイ中です。今作も八神氏は運動神経バグってますね、かっこいい。探偵って現実世界ではそんなに見かけないのに、創作だと一人は欲しいタイプの職業じゃないですか?ちなみにわたしが人生で初めて探偵というものを知ったきっかけは『名探偵コナン』でした。正直なところ内容が難しくてあんまり頭に入っていなかったのですが(今でもよくわかってない)、小五郎のおっちゃんを眠らせて華麗に推理を披露するコナン君はやっぱりかっこいいですね。映画は毎年見てましたが、今年はコロナが心配でうっかり被弾し忘れました。流石にもうやってないよなあ。

 

中にはあくまでも「探偵」という役割を与えて、職業自体は違うというのも多いですよね。と言いつつ、わたしはあまり作品に多く触れられていないので多くは挙げられませんが。レイトンやガリレオは教授だし、逆転裁判は弁護士や検事ですし、なんなら三体のワンミャオやルオジー、チェンシンも学者ですね。わたし自身はそんなに頭良くないのですが、情報を集めて組み立てて戦っていくタイプのキャラクターは自然と惹かれるものがあります。性格も正義漢だったりシニカルだったり、いろんなタイプがいたりして面白いですし。どちらかと言うとやっぱりクールなキャラの方が好きです。

 

そういえば何年か前に『屍人荘の殺人』を読んでめちゃくちゃ面白かったんですけど、今ってたしか3作目まで出てるらしいですね。いつか読まないとなと思いつつ、本を積みまくっております。

 

f:id:Tokinaga:20210925225159p:plain

探偵・フィリア=ヴァンス。S.S.ヴァンダインの探偵小説シリーズの主人公、ファイロ=ヴァンスが元ネタです。ニューヨークの屋上庭園付きのマンションに住んでいる衒学主義的な探偵で、小説中では推理しながらもひたすら高尚な雑学を披露してきます。井上勇訳がほんといい味出してるんですよね。

 

在宅勤務で心が少しずつ廃れていく話(鬱じゃないよ)

孤独な在宅勤務しんどくない?

今日は日常の話です。接客業や医療関係者が見たら「お前舐めとんのか」と思われかねないのですが、あえて言ってしまいます。まあ人によるとは思います。今から話すのは「同居者がいない状態での在宅勤務」の話です。ソースはわたししか無いですが、よかったらわたしの話を聞いてください。

↑考えるきっかけになった出来事

人間は孤独を感じ続けると心が死ぬのでは

わたしは専門家では無いので詳しくは知りませんが、なんだかんだ人間って社会という単位で生きているので孤独を感じると色々不具合が起きる生き物のような気がします。在宅勤務では出勤するのと違って常時他人の顔が見えるわけでは無いので、自分一人しかいないような錯覚に陥ってしまうわけです。最初のうちはあんまり気にならなかったのですが、半年のうち7〜8割は在宅とまでなると、無意識のうちに心がしんどくなってきます。孤独を感じる時間が増えると外からの情報に対する感覚が麻痺してしまって、自分の中で考えがぐるぐると巡り続けてしまうんです。また、自分では気づかなかったのですが、表情もワントーン暗くなる感じがあるみたいです。突然そうなるというより、じわじわと徐々に侵されていく感じです。本当に気付きにくいです。むしろそれを正常と受け入れてしまいかねないくらいに。

といっても、ミーティングを増やすみたいな方向は間違ってるんですよね。わたしはあくまでも「他人と同じ空間にいる感覚」が欲しいのであって、「他人と話すための時間を別個に設けたい」わけではない。人との繋がりって、コミュニケーションだけによって作られるのではなく、人の集団にいて顔を合わせるだけでも十分に作られるんですよね(もちろん、集団に馴染めずに孤独になる例もありますが、それは別問題なので置いておきます)。「顔を合わせる」というのが重要で、声だけのやりとりだけでは効果薄めです。

他人と同居しない場合、出勤すれば少なくとも1日のうち8時間は人と会える状態になるので問題にならないのですが、在宅勤務だと24時間丸ごと人に合わない日とか平気で出てきます。わたしの職場はあんまり打ち合わせがほとんど無く、かつ打ち合わせをしてもカメラをつけない文化があるので、人の顔はマジで見ないです(個人的にも部屋が映ってしまうのでカメラはつけたく無い派です。いい加減背景ぼかせるソフト使って欲しいと思ってます)。日常で会う人と言うと、スーパーやドラッグストアの店員、たまに実家で会う家族くらいなものです。接触何割減らしてるんだろ…。

 

即効性のある解決策は多分現時点で無さそう

「人との接触を減らしながら孤独感を感じないようにする」ことはもはや物理的に不可能な気がするので、どこかで妥協する必要があると思ってます。あと、孤独とうまく付き合う方法も身につけないとですね。人の顔を見て軽くなるのであれば、テレビやゲームでもいいのかなあ(うちテレビ無いけど)。

 

f:id:Tokinaga:20210918215500p:plain

去年くらいに思いついた子だけど、まだ名前が決まっていません。そして久々にこの塗り方しました。

 

キャラクター作りや世界観の話

元ネタなしでは始まらない

こんばんは、トキナガです。

他の人はどうだかわからないのですが、わたしはゼロから世界観やキャラ作りをするというのは実はあんまりやったことないかもしれません。何にしても、元ネタがあります。多分他の人がやってても同じなんじゃないかなあ。それぞれがハマった本や漫画、ゲーム、著名人がいて、少なからずともそこから影響を受けてますよね。

 

私の場合、キャラクターを作るにあたってまず参照するのは歴史上の人物だったりします。もともと歴史好きなので(詳しくはないけど)。世界観にも取り込んでいるのでわりと重要ポイントなのですが、人物のことを調べながらキャラクターに落とし込んでいくのって意外と楽しかったりします。ちなみに歴史ゲームのようにその人物そのものを創作してるのではなく、あくまでも要素を取り入れてる感じです。まあ、学生の頃はめっちゃ歴史創作してましたけどね。

 

未来の話を考え中

わたしが描いてる創作の舞台は現実世界かつ近めの未来で、西暦で言うと2040年くらいです。開発を進めすぎて資源が枯渇し始め、持てる者と持たざる者の格差が広がり、世界全体として諦めの雰囲気が蔓延っていると言う激重設定です。でも、ほっとけば現実もわりとこれに近づくんじゃないかなとは思ってます。過去ではなく未来を想定してるのは、元々私自身が新しいもの好きというのが大きな理由かもしれません。あと、過去を舞台にすると歴史と矛盾しないか気をつけないといけなくなって面倒なんですよね。そういう意味では過去を題材にする作者ってすごいなって思ってます。未来なら好き放題に考えられますし。

 

未来をというと「科学的」「合理的」「現実的」といったキーワードが浮かび、逆に「迷信」「オカルト」「摩訶不思議」なんかはどんどんサブカル化というか、社会の辺境に追いやられていくのかなと思います。ただわたしはそんな未来を望んでいない(?)ので、科学が発展する未来にこそ非科学的なものをぶっ込んでやろうと思っています。物理化学に誠実なSFなんかは頭がいい人にしか書けませんし、個人的には原則が分かっていればその先が分かりそうなものよりは、「意味がわからない!」と思われるようなものを作りたいです。意味なんてわかんなくたって良くて、「あートキナガはこういうの好きなのね」くらいが伝わると良いのかなあと思ってます。そもそもわたしが作ってるものってSFとは程遠いですし、そんな細かい知識ありめせんので。SFは好きですけどねー。ちなみに、こういう考え方は「逆転裁判」や「ナナシノゲエム」の経験から来ています。どちらも名作です。多分、製作者はわたしみたいな歪んだ考え方してないと思いますけど。

f:id:Tokinaga:20210911224853p:plain

左:神原ミドリ、右:伊勢原業矢(いせはら なりや)。伊勢原の方は元ネタがバレそう。伊勢原はミドリの兄のような存在で、バーを経営しているという設定です。情報屋的なポジションにあたります。

 

 

時間を捻出したい

問題:時間が無い

このブログ、創作について書くつもりがすでに3回目の投稿にして脱線し始めている気がします。毎週土曜日になにかしら書こうと思っているのですが、この週末はやや忙しくプレッシャーもかかっていたので(休日なのに)、遅くなってしまいました。9月最終週まではちょっと気が重いです。というわけで、今日の題は、「時間」です。

 

これは常に言えることなのですが、時間がいつもありません。常に2週間くらい先までに並んでいる「やるべきこと」に追われ続けている気がします。そこでたまに1日か2日ほど何もしなくていい日が生じると、割と本当に何すべきか分からなくなります。先月久々に取った長めの夏休みがそうでした。

 

他の人と話し合ったことが無いので分からないのですが、わたしは考え事をする時間が結構長い方だと思います(昔「考え事が多い」と言ったらガチで心配されたことがあり、ちょっと衝撃でした。)。割と何でも考え込んでいるのですが、9割はどうでもいい話なので言ってしまえば時間の浪費をしていることになります。それでも自然と始めてしまう。そりゃあ時間も当然足りません。

 

使える時間を増やすためにやること

無為に時間を過ごさないためにどういったことができるかなと考えたときに思いついたのが、行動ログを取ること。この方法は『独学大全』でも紹介されていましたが、意外と自分の行動って記憶してないんですよね。ログを取って、空白の時間や工夫できそうな時間に有意な時間をねじ込む。これが結構エネルギーいります。たとえば早起きとか(早起き苦手です。)。

 

さきほど「9割はどうでもいいことを考えている」というのも、思考ログとして時間と内容を書き出せば今後活かせるヒントがあるかもしれないですね(無いことの方が多そうですけども。)。実際、創作について一番考えるのって最近では「スーパーと自宅の往復のとき」だったりします。歩いているときって意味わからないくらいに思考がはかどってしまうんですよね。暇だからかな。ちなみに、思いついた創作ネタをメモに落とすこと自体は昔からやっておりますが、「とりあえず残しとこ!」の精神で書きすぎて収拾つかなくなっています。物語を作れる人というのは取捨選択できてすごいな...と思う次第です。

 

今月の諸々が落ち着いたらちゃんと時間を作る努力をしたいものです。こうやってすぐ先送りするのも悪い癖です。ただ、無駄を一切無くすというのもかなりストレスフルだなーと思ったり。私は結構集中力無くてあちこちに関心が向きがちなので、結構大変な気がします。何か工夫していることとかあればぜひこっそり教えてください。

 

f:id:Tokinaga:20210906005010j:plain

神原ミドリ。主人公枠なので良く描くのですが、実は職業がいまだに決まっていません(???)。そろそろ決めてあげたい。



なぜ創作を続けるのか?

創作のモチベーション

先日、Twitterマズローの五段階欲求に関するバズツイートが流れてきました。

この方によれば、創作は最上位の「自己実現」にあたるそうです。私も同意見です。

そしてモチベを上げるためには、衣食住や承認欲求等を満たしてあげるのが良いとされています。この点についても同意見です。

 

さらに言えば、創作においても特に原典のない一次創作には、衣食住を整え経済的・社会的に余裕を持つ以外に、「自分の世界に心酔する能力」も必要だと思っています。つまりナルシストになるのです。いくら多様性が認められる世界だからといって、一凡人が「自分が作ったものすげー!」ってなるのはある意味狂気だと思っています。創作者はその狂気を大事にしましょう。

 

そして、この狂気は一度抱いてしまうともう一生手放すことができなくなります。自分が好きなものを詰め込んでおけば、当然といえば当然かもしれません。「一気にハマって、時間が経って飽きる」ようなものではなく、細く長く延々と続きます。少なくとも私は続いています(絵をかいたりメモしたりしているだけですが)。あと、なんだかんだ長い期間積み上げてきたものって自分の心の拠り所になります。皆さんも創作しましょう(宣伝)。

 

一次創作のいいところ

さらに言えば、一次創作の良いところって自分で新しくコンテンツを考えられることなんですよね。いろんな漫画やゲームで言えることですが、基本的には作者が出さないとそれは「公式」にならないわけです。現在に至るまで更新を続けているタイトルももちろんありますが、中には作者や企業の事情で更新が止まってしまうものもあります。

あくまでも私の考えなのですが、止まったコンテンツの二次創作を続けるのって死ぬほどモチベ上げにくいんですよ(経験談)。二次創作って公式(=一次創作)が土台になっているので、その土台が狭いとどうしても「捻出する」感じになってしまいます。ハマりたては良いけど、1か月、2か月とすると別ジャンルに移っちゃったり...。よくあると思います。二次創作も時々やるのですが、「限られた時間の中で創作して満足したい!」となったときに、「一次創作をする」という選択肢を持っておくと個人的に気が楽です。

もちろん二次には二次の楽しみ方があります!同類とつながったり、上手い絵師を見つけて絵の勉強のモチベにつながることもあります。一次だとこういったメリットが正直薄いですね。私はもう画力については時間が無さ過ぎるのであきらめてます。

 

こんな感じで、多分私は人生この先何があろうと創作自体は何かしらの形で続けていく気がします。あとは形を整えて世に出す努力ですね(ここが一番難しい...)。

 

f:id:Tokinaga:20210828164017j:plain

ヨロズの弟子である「ハジメ」君です。ハジメについては服装を2パターン用意しています。パフェを食べたい...。