在宅勤務で心が少しずつ廃れていく話(鬱じゃないよ)
孤独な在宅勤務しんどくない?
今日は日常の話です。接客業や医療関係者が見たら「お前舐めとんのか」と思われかねないのですが、あえて言ってしまいます。まあ人によるとは思います。今から話すのは「同居者がいない状態での在宅勤務」の話です。ソースはわたししか無いですが、よかったらわたしの話を聞いてください。
先週から実家にいるんですけど、バイオリンの先生から「トキナガさん、実家に戻ってきてからの方が顔色がいい」と言われてしまいました。明後日に本番を迎えます。
— Tokinaga (@t_k_2506) September 18, 2021
↑考えるきっかけになった出来事
人間は孤独を感じ続けると心が死ぬのでは
わたしは専門家では無いので詳しくは知りませんが、なんだかんだ人間って社会という単位で生きているので孤独を感じると色々不具合が起きる生き物のような気がします。在宅勤務では出勤するのと違って常時他人の顔が見えるわけでは無いので、自分一人しかいないような錯覚に陥ってしまうわけです。最初のうちはあんまり気にならなかったのですが、半年のうち7〜8割は在宅とまでなると、無意識のうちに心がしんどくなってきます。孤独を感じる時間が増えると外からの情報に対する感覚が麻痺してしまって、自分の中で考えがぐるぐると巡り続けてしまうんです。また、自分では気づかなかったのですが、表情もワントーン暗くなる感じがあるみたいです。突然そうなるというより、じわじわと徐々に侵されていく感じです。本当に気付きにくいです。むしろそれを正常と受け入れてしまいかねないくらいに。
といっても、ミーティングを増やすみたいな方向は間違ってるんですよね。わたしはあくまでも「他人と同じ空間にいる感覚」が欲しいのであって、「他人と話すための時間を別個に設けたい」わけではない。人との繋がりって、コミュニケーションだけによって作られるのではなく、人の集団にいて顔を合わせるだけでも十分に作られるんですよね(もちろん、集団に馴染めずに孤独になる例もありますが、それは別問題なので置いておきます)。「顔を合わせる」というのが重要で、声だけのやりとりだけでは効果薄めです。
他人と同居しない場合、出勤すれば少なくとも1日のうち8時間は人と会える状態になるので問題にならないのですが、在宅勤務だと24時間丸ごと人に合わない日とか平気で出てきます。わたしの職場はあんまり打ち合わせがほとんど無く、かつ打ち合わせをしてもカメラをつけない文化があるので、人の顔はマジで見ないです(個人的にも部屋が映ってしまうのでカメラはつけたく無い派です。いい加減背景ぼかせるソフト使って欲しいと思ってます)。日常で会う人と言うと、スーパーやドラッグストアの店員、たまに実家で会う家族くらいなものです。接触何割減らしてるんだろ…。
即効性のある解決策は多分現時点で無さそう
「人との接触を減らしながら孤独感を感じないようにする」ことはもはや物理的に不可能な気がするので、どこかで妥協する必要があると思ってます。あと、孤独とうまく付き合う方法も身につけないとですね。人の顔を見て軽くなるのであれば、テレビやゲームでもいいのかなあ(うちテレビ無いけど)。