にじゅうご

毎週土曜日に更新。時間帯は夜が多いです。一次創作やゲームの感想、日常について雑多に書いています。

キャラクター作りや世界観の話

元ネタなしでは始まらない

こんばんは、トキナガです。

他の人はどうだかわからないのですが、わたしはゼロから世界観やキャラ作りをするというのは実はあんまりやったことないかもしれません。何にしても、元ネタがあります。多分他の人がやってても同じなんじゃないかなあ。それぞれがハマった本や漫画、ゲーム、著名人がいて、少なからずともそこから影響を受けてますよね。

 

私の場合、キャラクターを作るにあたってまず参照するのは歴史上の人物だったりします。もともと歴史好きなので(詳しくはないけど)。世界観にも取り込んでいるのでわりと重要ポイントなのですが、人物のことを調べながらキャラクターに落とし込んでいくのって意外と楽しかったりします。ちなみに歴史ゲームのようにその人物そのものを創作してるのではなく、あくまでも要素を取り入れてる感じです。まあ、学生の頃はめっちゃ歴史創作してましたけどね。

 

未来の話を考え中

わたしが描いてる創作の舞台は現実世界かつ近めの未来で、西暦で言うと2040年くらいです。開発を進めすぎて資源が枯渇し始め、持てる者と持たざる者の格差が広がり、世界全体として諦めの雰囲気が蔓延っていると言う激重設定です。でも、ほっとけば現実もわりとこれに近づくんじゃないかなとは思ってます。過去ではなく未来を想定してるのは、元々私自身が新しいもの好きというのが大きな理由かもしれません。あと、過去を舞台にすると歴史と矛盾しないか気をつけないといけなくなって面倒なんですよね。そういう意味では過去を題材にする作者ってすごいなって思ってます。未来なら好き放題に考えられますし。

 

未来をというと「科学的」「合理的」「現実的」といったキーワードが浮かび、逆に「迷信」「オカルト」「摩訶不思議」なんかはどんどんサブカル化というか、社会の辺境に追いやられていくのかなと思います。ただわたしはそんな未来を望んでいない(?)ので、科学が発展する未来にこそ非科学的なものをぶっ込んでやろうと思っています。物理化学に誠実なSFなんかは頭がいい人にしか書けませんし、個人的には原則が分かっていればその先が分かりそうなものよりは、「意味がわからない!」と思われるようなものを作りたいです。意味なんてわかんなくたって良くて、「あートキナガはこういうの好きなのね」くらいが伝わると良いのかなあと思ってます。そもそもわたしが作ってるものってSFとは程遠いですし、そんな細かい知識ありめせんので。SFは好きですけどねー。ちなみに、こういう考え方は「逆転裁判」や「ナナシノゲエム」の経験から来ています。どちらも名作です。多分、製作者はわたしみたいな歪んだ考え方してないと思いますけど。

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左:神原ミドリ、右:伊勢原業矢(いせはら なりや)。伊勢原の方は元ネタがバレそう。伊勢原はミドリの兄のような存在で、バーを経営しているという設定です。情報屋的なポジションにあたります。